お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんが
過去の逮捕歴などを公表していたこともあり、
現在捜査中の強盗事件の容疑者と
過去に関りがあったと報道されて、
炎上していますね。
貧しかった生い立ちや、過去の事件や逮捕歴、
そういったことも公表して、さまざまな意見も受け止めて
人気お笑い芸人として、活躍している兼近大樹さんが、
また犯罪に手を染めるとは思えず、
もう立派に更生していると言っていいんじゃないでしょうか?
では、どうして、いい方向に人生の舵を切れたのか?
更生のきっかけは、同じお笑い芸人として活躍している、
『ピース』の又吉直樹さんの著書『第2図書係補佐』と、
逮捕されたときに関わった警察官の一言だったそうです。
『EXIT』兼近大樹が更生し芸人を目指したきっかけ
2012年に逮捕され、拘留されていたときのようです。
この時の逮捕は、働いていたバーのオーナー等が行った窃盗事件で、
その被害金が従業員たちの給料の原資になっている可能性があるとして、
警察はEXIT兼近さん等の従業員全員を共犯性を疑い、
10日間勾留した末に嫌疑が晴れたため釈放された。
という内容だったようです。
更生のきっかけ①ピース又吉直樹の『第2図書係補佐』
その拘留中に差し入れとして、友人から渡されたのが、
作家としても活躍する、ピース又吉直樹さんの『第2図書係補佐』
だったそうです。
それまで、今でもそうらしいですが、
ろくに本を読んだこともなく、
この『第2図書係補佐』を読んだときは、
本当におもしろいと感じたみたいで、
芸人って面白い、自分も芸人になりたい!
と思ったそうです。
しかし、当時『EXIT』兼近大樹さんが
身を置いていた環境は、貧困が理由で、
夜の世界に入り、周りは犯罪をしていても、
当たり前の環境で、自分がしていることが、
悪いことなのかさえも分からなかったそうです。
更生のきっかけ②警察官の言葉
「芸人になりたいなら東京へ行ってみたらどうか、今までの友達とは縁を切れ」
芸人になりたいという話を当時自身を逮捕した警察官に話したところ、
こういわれたそうです。
『関係している人たちが全員悪い人だから』
「僕の当時一緒に育ってきた周りが反社というか、不良グループだったんで。当時付き合っていた小学校からの同級生とかが、みんなそっち(不良)だったんで、それで(東京に)飛んできたんですよ。僕は死んだことにして全員切って、こっち(東京に)に来ました。警察の人が『全員切って、東京行け!』って」
引用元:週刊文春
悪い環境を断ち切るために、自分が死んだことにして
上京したということです。
自分の決意と、またそれを支えてくれた人がいたということですね。
更生のきっかけ③親友の支え
『EXIT』兼近大樹さんが、このような仕事を始めたきっかけも、
15~16歳の時から付き合いがある友人だったそうです。
「正直その時は、俺はそれが当たり前になっちゃっていたんですよね。『そういう人生なんだ』って。実際に大人のお店のアレで捕まった時、
僕は店長だったんですけど、ダメなんだってことを知って。法律の大切さとか、初めて知ったんですよ」
引用元:週刊文春
この友人は自分が兼近大樹さんを
夜の道に誘い込んだことに心を痛めていたようです。
しかし、この友人は実は兼近大樹さんがが上京した際も、
過去の悪友たちから兼近を守っていたみたいですね。
兼近大樹さんへの批判的な意見に、誤解を解くメッセージを
送るなどしていたということ。
そして、同一人物かはわかりませんが、
自身のYouTubeチャンネルで生配信した際にも、
当時の仕事仲間だった女性との電話で、
「あの時は、救ってると思ってたじゃん。お金一緒に稼いで渡すことで皆が…」
「ただ、あのとき俺は勘違いして、そういう子たち集めて救ってるって
やってたわけだけど…。ほんとあの時はごめんね」
「今、あらためてそういう状況にいる人もいるじゃん、
お金なくて…。これから俺は、救えるように頑張っていくので」
引用元:YouTube
と発言していました。
『EXIT』兼近大樹さんて、ある意味正義感が強くて、
自分が助けてあげたいっていう、熱い気持ちを持っているんですね。
きっと当時は、その方法や手段がわからなくて、
自分の置かれた環境のなかで、できることをしていたんだと思います。
『EXIT』兼近大樹のプロフィール
本名 兼近 大樹 かねちか だいき
ニックネーム かねちー
生年月日 1991年5月11日
出身地 北海道札幌市北区
血液型 O型
身長 172 cm
北海道札幌北高等学校定時制中退
出身 NSC東京校19期
コンビ名 ぷりずん。(2014年1月 – 2017年11月)
EXIT(2017年12月 – )
逢見亮太(ぷりずん。)
りんたろー。(EXIT)
ボケ担当
事務所 吉本興業
活動時期 2013年 –
中学の時に両親が離婚し、姉・兼近・妹は母親に、
兄は父親にそれぞれ引き取られた。
妹の学費を払うために。自身は野球の強豪校から進学のオファーがあったが、
家計のために、野球の熱も冷めたし、勉強もしたくないからと、定時制の高校中退。
定時制高校在学中から妹の学費を稼ぐために朝は新聞配達、昼は建設業のアルバイトをしていた。
「救いたい」って言葉はこういうところから出てくるんでしょうね。
人のために何かをするって、とても熱いものを持っているんだと思いますね。
ティッシュにマヨネーズを付けて食べたり、
ピンポンダッシュして、妹に転ぶ演技をさせて、
妹が捕まったら謝りに行って、服がボロボロで、
「お腹空いたよう」って言って、その家でご飯を食べさせてもらっていた。
など、かずかずの壮絶な貧乏エピソードがありますよね。
2011年と2012年に逮捕された歴があることを、
週刊文春の取材により暴露されるが、誠実に対応し、
むしろ好感度があがった印象すらありましたね。
SNS上での反応
こういった厳しい意見もありますが、
兼近大樹さん自身も、
『最初から真面目にドロップアウトせず日々過ごしている皆様が正しいと思います。』
と言っていますよね。
でも、評価がどうのより失敗しても、
やり直すきっかけやチャンスがあっていいとじゃないでしょうか。
過去は絶対について回ると思いますが、
『現在』を評価することも大切ですよね。
批判は簡単ですけど、
経験した人にしかわからない部分てたくさんあると思います。
貧困な状況から成功した兼近大樹さんの存在って、
今、そういう環境にいる人たちの支えになると思います。
まとめ
お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんが
過去の逮捕歴などから、現在の強盗事件と、
絡めて炎上しています。
「EXIT」の兼近大樹さんが更生でき、
今現在、人気お笑い芸人として、
活躍するようになったきっかけを調べて見ました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!