なぜ女優の趣里さんは朝ドラ【ブギウギ】ヒロイン起用となったのか?

NHKは17日、2023年度後期の連続テレビ小説(第109作)「ブギウギ」の

ヒロインが女優の趣里さんに決定したことを発表しました。

若手女優のブレイクへの登竜門といわれている

朝ドラヒロインに趣里さんは32歳という年齢での抜てき。

今回で4度目のオーディション挑戦での大役に

「最後のチャンスだと思って挑戦させていただきました」とコメントしています。

今回は、年齢のことなどもありますが、

なぜ趣里さんが第109作目となる連続テレビ小説「ブギウギ」に起用されたのか?

プロフィールなども紹介しながら、役柄や、ドラマの内容なども含めてその理由を調べて考察してみました。

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趣里さんのプロフィール

本名 水谷 趣里(みずたに しゅり)
生年月日 1990年9月21日(32歳)
出生地 東京都
身長 158 cm
スリーサイズはB78 cm、W57 cm、H80 cm
靴のサイズは22.5 cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台・映画・テレビドラマ
活動期間 2011年 –
著名な家族 水谷豊(父) 伊藤蘭(母)
所属劇団 オーストラ・マコンドー(2014年 – )
事務所 トップコート

言わずとしれた、俳優・水谷豊と女優で元キャンディーズ・伊藤蘭さんの一人娘さんで、

芸能界のサラブレッドですよね。

4歳から井上バレエ団にてクラシックバレエを習い、6歳で初舞台に立ち、小学5年生の頃から本格的にバレリーナを目指すようになる。

都内のインターナショナルスクールに3ヶ月間在籍後、オーディションに合格して15歳の時に高校にあがるタイミングで

本場・イギリスのバレエ学校へバレエ留学。

15歳で海外留学ってすごいなぁ。

自分が15歳のときなんてそんなこと考えもしなかったですね。

しかし、アキレス腱断裂に足首の剥離骨折と度重なる怪我で治療のため帰国。

日本大学芸術学部演劇学科に入学し、リハビリを続けるもバレリーナへの夢を断念する。

もともと、バレリーナを目指していたこともあり、表現者への気持ちが消えなかったそう。

演技学校「アクターズクリニック」のレッスンで演技に興味を持ったそうです。

幼いころから両親のドラマや歌番組を見て演技に興味を抱いていた一方で、

両親と同じ道に進むのであれば「二世」となることから生半可な覚悟ではできないとも思ったそうです。

両親が有名人だからと言って、順風満帆に芸能界に入ったわけではないですね。

挫折や苦労をされた方は、人間としての幅も広がりますね。

趣里さんがヒロインの【ブギウギ】はどんなドラマ?

◆ものがたり
大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫(てんしんらんまん)な女の子です。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していきます。
昭和13年、鈴子は上京。そこで、人気作曲家と出会い、大きく運命が変わります。鈴子は、作曲家の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手になっていきます。
しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。
不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れます。ふたりは恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、結婚はなかなか実現しません。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもります。ところが、青年は病にかかってしまいます。会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報でした。死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子はひとりで娘を出産しました。
鈴子は、ひとりで娘を育てながら舞台で歌います。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」です。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていきました。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。

引用元:https://www.nhk.jp/g/blog/gafqmifu4zc/

話のモデルは戦後の大スター“ブギの女王”笠置シヅ子さん。

時代背景は大正の終わり頃、舞台は大阪から始まるって、

時代背景も場所も魅力的な話になりそうな予感がしますよね。

戦後のエネルギーにあふれた日本を舞台にどのように物語が描かれていくのか、

わくわくしかないですね。

撮影は、2023年の春から、2024年の1~2月までを予定。

演出などはまだ検討中とのこと。

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趣里さんはなぜオーディションで起用されたのか?

若手女優のブレイクへの登竜門とされている、

連続テレビ小説のヒロイン役になぜ起用されたのでしょうか?

オーディションに参加したのは2,471人!

当然ですけど、単純に倍率2471倍てことですよね!

その中かからヒロインの座を勝ち取った趣里さん。

オーディションの応募年齢は30代まで広く募ろうという意図があったという。

笠置シヅ子さんはとてもバイタリティーのある方なので、

普段のヒロインオーディションよりも年齢を広げたようです。

現在32歳の趣里。「今回、オーディションの募集の年齢がちょうど私の年齢までだったので、自分にもまだチャンスがあるんだと思って、最後のチャンスだと思って挑戦させていただきました」と心境を吐露。
引用元:https://encount.press/archives/370098/

脚本を務めるのは日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳さん。

「猫の目のようにクルクルと変わる豊かな表情と、ちょっとハスキーな声は、

我々スタッフが考えているヒロインのイメージにぴったり。」とのこと。

福岡制作統括は、「お芝居のところでは、すごく自然体で生活感があって素敵だなと思いました」

「歌や踊りという部分でもオーディションをさせてもらいましたが、

本当に素晴らしく艶やかかつ華やか。僕らの思い描いていたヒロインにスッとハマった印象がありました。

とコメントしています。

◆ヒロイン発表にあたって 制作統括・福岡利武
オーディションでの趣里さんのお芝居と歌、そして佇まいがとてもステキでした。にじみ出るなんとも言葉ではうまく表現できない個性と魅力、芯の強さ、そして愛嬌たっぷりの笑顔が印象的でした。趣里さんがすっと心に入ってきました。
引用元:https://www.nhk.jp/g/blog/gafqmifu4zc/

起用の決め手は、バイタリティーのあふれるヒロインのイメージと

バレエの経験を生かしたダンスや歌が、ぴったりはまったということではないでしょうか。

まとめ

2023年度後期の連続テレビ小説(第109作)「ブギウギ」の

ヒロインが趣里に決定しました。

今回のヒロインのオーディションの募集がいつもより、

年齢の幅があったことなどもあり、

4度目のオーディションに挑戦したとのこと。

ヒロイン起用の決め手は、趣里さんのイメージと、

モデルとなった笠置シヅ子さんのイメージがぴったりだったこと。

また、ダンスや演技の佇まいなど、思い描いていたヒロインにスッとハマったとのことでした。

趣里さんがどんな演技を見せてくれるのか、

また制作サイドの演出がどうなっていくのか楽しみですね

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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